こんな公務員もいるよ

公務員って大変だけど面白いですよ

公務員のポテンシャルとは

みなさまお疲れさまです。
公務員になるのを少し迷っている方、公務員になったことを少し後悔している方、いませんか?
今日はそんな方に向けて、公務員のポジティブな面をお伝えする記事です。

かく言う私自身、何度も転職を考えたことがありますが、公務員という仕事自体はポジティブに捉えられるようになりました。。
このように考えられるようになったは、半官半民の団体に出向したことがきっかけです。

公務員、大活躍

出向先の団体は大規模イベントの事務局を担うところでした。数千人規模の団体で、公務員のほか、誰もが知る大手民間企業などからの出向者で構成されていました。
そんな中で「公務員は地味な仕事をしてるのかな」と思いきや、なんと多くの人がバリバリに活躍していました。
プロジェクトマネージャーとして、打合せでのアイデアマンとして、公務員らしい堅実な資料作成マンとして、、、公務員という職業にとらわれることなく、民間企業の方々と肩を並べて個々人の能力を遺憾なく発揮していたのです。
その姿に、私自身が勝手に作り上げていた公務員像を良い意味で壊されました。

「公務員になるとスキルが身に付かない。社会人としてやっていけるのか」なんて不安に思う方がいらっしゃるかもしれません。たしかに、公務員になると専門的なスキルは身に付けにくいです。しかし、公務員として真面目にキャリアを積んでいくと、国単位のイベントを担う団体で活躍できるくらいには十分優秀な人材になることができます。欲しいスキルはプライベートで身に付ければよいです。これは民間企業に就職しても変わらない部分だと思います。

でも計画づくりが低すぎた

一方で、いざイベントの現場に従事してよく分かったのですが、公務員は計画づくりが下手くそです。
イベントの実行にあたり、会場運営、観客動員、交通輸送、人員など様々な計画をつくるのですが、その悉くがクライアントファーストではなくホストファーストになっていたのです。要は「絵に描いた餅」だったんですね。

その原因は管理職の公務員にありました。現場を知らない公務員が、部下の「現場のプロ」に口出しをして、計画がどんどんおかしな方向に進んでいってしまったのです。

その様を目の当たりにして、私は現場至上主義者になりました。餅は餅屋、です。

現場ありきのルールだぞ。そこをはき違えるな

公務員は役所において、大なり小なり様々な計画やルール、仕組みづくりをすることになります。そのときに忘れてはならないのが「何のための、誰のための仕組みなのか」です。それを忘れている、あるいはそもそも意識していない公務員が多すぎます。
逆に、その点を意識している公務員はどこにいても活躍できると思います。

結局、能力は個人による

公務員はスキルがない、だから仕事ができないというレッテルを貼られることがありますが、そうではないと断言できます。

数字に強く文書作成に長けている、異動があるので環境や人間関係の変化にも慣れていて、日ごろから部署間調整を円滑に行っている公務員は、どんな組織でも十分に活躍できます。これこそが「公務員のスキル」ですね。

公務員は現場を生かすルールづくりを意識しよう。公務員ならできる

コロナ対応、災害対応、オリンピック・パラリンピック、世界的に流行したウイルスへの対応や人命救助、はては世界的スポーツイベントまで、公務員の活躍の幅はめちゃめちゃ広いです。公務員が表に出てくることはありませんが、裏方として世界規模のイベントだって成功させることができます。ポテンシャルしか感じませんよね。

でも出しゃばることなかれ。主役は現場です。誰を活かすか、何を活かすか意識するだけで、公務員はどこでも活躍することができます。

自信持っていきましょう。